もりもりです。
なた豆茶を飲んだことがありますか?
私は、副鼻腔炎に効果があるとネットで見かけて、飲み始めました。
すごく飲みやすいですよ!
なた豆の、さやは長さ30センチから50センチと非常に大きく成長します。
これは誰もが知っている童話「ジャックと豆の木」という物語のモデルとなった豆だそうです。
その、なた豆から作られるお茶のことです。
とても丈夫で大きくなる豆で、健康効果もたくさんあります。
そんななた豆のお茶ですが、副鼻腔炎にすごく効果があると有名ですが、ほかにもたくさんの健康効果や効能があります。
・なた豆の健康効果
・なた豆の特徴と品種
について記事内でお教えしますね。
なた豆茶のおもな栄養成分
コンカナバリンAカナバニン
アミラーゼ
ウレアーゼ
食物繊維
カルシウム
亜鉛
鉄
カリウム
サポニン
トリプシンインヒビター
ポリフェノール
タンニン
リン
マグネシウム
ナトリウム
タンパク質
など様々な栄養素が含まれています。
コンナカバリンAとかトリプシンインヒビター、あまり聞きなれない栄養素ですがすごい効能があるんです。
・「コンカナバリンA」は、腎臓機能や免疫力を高めてくれる成分です。
ガン細胞の発生も抑えてくれます。
・「トリプシンインヒビター」は、大豆や落花生などの豆類に多く含まれている酵素で、タンパク質の分解を阻止してしまうので、あまり良くないといわれていた成分ですが、インスリンの分泌作用があるといわれています。
なた豆茶の効能と効果
・膿(うみ)とり・花粉症などアレルギー症状の緩和
・副鼻腔炎(蓄膿症)
・むくみとり
・歯周病(歯槽膿漏)の改善
・口臭予防
・腎機能を高める
・痛風改善
・血行を促進する
・糖尿病の進行を抑制する
・ダイエット効果
膿(うみ)とり・・・
膿は体の中で病原菌と戦った白血球の残がいでもあります。
そんな膿とり効果が、なた豆にはあります。
なた豆の漢方薬には、「膿とりの妙薬」という名前がつけられているほどなんです。
膿とりの効果はすごく高いようですね。
花粉症などのアレルギー症状の緩和・・・
アレルギー症状は体の免疫機能が過剰反応してしまうために、引き起こされるのです。
免疫機能が過剰になりすぎないように抑えてくれるのが、なた豆の成分のひとつ「コンカナバリンA」です。
副鼻腔炎(蓄膿症)・・
副鼻腔炎は鼻やノドなどの空間に膿がたまる病気です。
なた豆茶は、この膿を排出したり炎症を抑える働きがあるんです。
むくみとり・・・
むくみは体に水分がたまることで起こる浮腫とも呼ばれる症状です。
水分の流れが滞ることにより手足や顔に水分がたまる症状です。
また腎臓の濾過機能が正常に働いていないときにも起こります。
なたまめ茶には、「亜鉛、鉄、マグネシウム」などのミネラル成分がたっぷり含まれているので、体にたまった余分な水分を排泄してくれるのです。
歯周病(歯槽膿漏)の改善・・・
歯周病は、歯垢にすみついた歯周病菌によって起こる感染症です。
歯の表面に残った歯周病菌は、毒素を出し、歯肉に炎症を起こしたり骨を溶かします。
なた豆茶に含まれる「コンカナバリンA」には、炎症を抑える作用があります。
継続的に摂取すると、歯ぐきの腫れや出血などの炎症が短い期間で改善する傾向があるそうです。
なた豆を配合した歯磨き粉も販売されており、なた豆が歯周病予防に効果的であることは有名です。
口臭予防・・・
口臭の原因は、口の中の善玉菌と悪玉菌のバランスが悪くなっているの歯周病によるものなんです。
なた豆茶を飲むことで、口腔内の善玉菌のバランスが良くなり歯周病を改善する効果があります。
腎機能を高める・・・
腎臓は、体内の老廃物をろ過し、血液や体液を健康に保つ重要な臓器ですが、近年、腎機能が健康な人間の60%以下に低下する病気である慢性腎臓病の患者数が増加しているそうです。
進行すると透析などの治療が必要となります。
なた豆茶に豊富に含まれている「ウレアーゼ」は、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する働きがあります。
もともと体内に存在する酵素でもあります。
この、ウレアーゼが正常に働くことで、体の中の有毒な物質を体外に排出することができるのです。
また、なた豆茶に含まれる「コンカナバリンA」は、腎臓のろ過機能の回復に役立つといわれており、なた豆は腎機能の回復にすごく効果的なんですね。
痛風改善・・・
腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていますが、体内の老廃物をろ過し、「血液・体液」を正常化してくれる、すごく大事な臓器なんです。
近年では、「慢性腎臓病」という「肝機能が健康状態の60%にまで低下して腎臓異常に陥る状態」が長く続く「疾患」を負う方が増えているそうです。
進行すると「腎臓移植」などが必要となる、非常に恐ろしいものです。
なた豆に含まれる「ウレアーゼ」が正常に作用することで、「毒素」を「体外」へと排出することができるので、結果的に「肝臓機能」も回復し、尿素分解がしっかり行われると、痛風に対しても大きな効果・効能が期待できます。
血行を促進する・・・
なた豆茶に含まれる「コンカナバリンA」には、血液・体液の流れを促進する効果があり、食物繊維が豊富に含まれているため、コレステロールを抑制し、動脈硬化や高血圧を予防する効果もあります。
糖尿病の進行を抑制する・・・
歯周病と糖尿病には深い関係があるといわれています。
それは、歯周病によってインスリンの働きを妨げる物質が発生したり炎症がおこるために、インスリンの効果が十分に発揮できない状態になり糖尿病が悪化します。
長年「糖尿病」を患っており「インシュリン注射」が欠かせない方が、なた豆茶を飲みはじめてから、約1年後には、糖尿病患者の検査数値として用いられ「HbA1c値」が「正常値(4.3~5.8)」になるという、大きな変化が見られたそうです。
「なた豆茶」を飲まずにいると、また「HbA1c値」が元に戻りつつある結果となるそうです。
このことから、なた豆茶の効果は非常に大きいですね。
ダイエット効果・・・
なた豆茶にはサポニンが豊富に含まれています。
食事から摂取した脂肪は、すい臓から分泌される脂肪消化酵素によって分解された後、吸収されます。
体内にあるエネルギーが多すぎる場合、脂肪として蓄えられます。
サポニンには、脂肪の吸収を遅らせる働きがあるため、高脂肪食の摂取により引き起こされる体重増加を抑えることが報告されています。
サポニンには吸収された糖質が脂肪へ合成されることを抑制する作用があります。
さらに、なた豆には食物繊維が含まれているため脂肪の吸収を抑制する働きがあります。
「なた豆茶」に含まれる「サポニン」には、「脂肪吸収抑制作用」があります。
これにより、「余分な脂肪分」を少しずつ落としてくれるため、「ダイエット」への「効果・効能」が期待できるのです。
なた豆の特徴と品種
さやが「なた」のような形をしているところから、なた豆と呼ばれるようになったのです。なた豆は、刀豆(トウズ、タチマメ)、帯刀(タテワキ)と呼ばれることもあります。
マメ科の一年草で、漢字では「鉈豆」または「刀豆」と書きます。
学名は「Canavalia gladiata 」。
英語名は「ソードビーンズ(剣の豆)」と呼ばれています。
原産国は熱帯アジアや熱帯アフリカなどです。
日本には、江戸時代に中国(当時の清)から伝えられました。
なた豆が日本に伝えられた当初から薩摩(現在の鹿児島県)で栽培が盛んに行われていて、今でも鹿児島県産のなた豆は有名です。
鳥取県や兵庫県などで生産されています。
見た目や特徴
1つのさやから8粒程の豆が採れます。収穫は7~9月ごろで、白やピンク色の花を咲かせます。
さやの長さは30センチから50センチと非常に長く大きく成長する豆です。
健康的な効果・効能があります。
なた豆は中国では、古くから漢方薬として重宝されていました。
漢方について書かれた歴史的な書籍「本草網目」の中ではなた豆の効用として「腎を益し、元を補う」と記載されています。
漢方で「腎」とは、生命エネルギーの源である「気」を蓄えておく臓器のことを指します。
なた豆はこの「腎」の機能を高めて、病気に負けない免疫力をもたらす生薬とされています。
なた豆の品種
日本に入ってきているなた豆は、大きく3つの種類があり、それぞれに花や豆の色が違います。白なた豆・・・
白なた豆は大きい「さや」を持ち、暑さに強い。
草丈が2m以上になるものもあります。
白い花を咲かせ、白い豆が収穫できます。
赤なた豆・・・
ピンクの花を咲かせ、赤い豆が収穫できます。
タチナタマメ・・・
花の色は紫とピンクの中間色で、白い豆が収穫できます。
乾燥に強い品種です。
タチナタマメは食用としては利用できません。
白なた豆や赤なた豆と比べて茎が立つことから、タチナタマメと呼ばれるようになったのです。
タチナタマメは半つる性の植物で、1m程の高さにまで成長します。
「ジャックと豆の木」のモデルになった植物で、英語では「ジャックビーンズ」と呼ばれています。
香ばしい香で飲みやすく、すごく美味しいと評価されているなた豆茶です。 |
まとめ
なた豆茶には、驚くほどの効果・効能があったのですね。すごく飲みやすいので、一度飲んでみるといいでしょうね。
今日も読んでくれてありがとうございました。