免疫力を高めるお風呂の入り方があるのです!その方法とは!

健康

もりもりです。

どのような、お風呂の入り方が体いいのでしょうか。

あなたは免疫力を高め、体に良いお風呂の温度は熱めか、ぬるめどちらがいいと思いますか?

熱いお湯は交感神経を刺激するので、血圧が上昇し、心臓の心拍数を増加させます。

なので、新陳代謝を促し、発汗作用が高まるので、ダイエット効果が期待できます。

しかし、体への負担が大きいので長風呂には要注意です。
かならず、10分以内の入浴にしましょう。

ぬるめのお湯は、熱いお湯とは逆で、副交感神経に作用し、血圧と心拍数はゆっくりと上がりリラックス効果があります。

新陳代謝も発汗作用もゆっくりと促進します。

ぬるめのお湯は、熱いお湯とは反対に少し長めに入浴するほうが、心身ともにリラックス効果が高まります。

つまりは、体への負担を少なくするには、ぬるめのお湯が良いですね。

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免疫力がアップする、温め健康法

温め健康法というものがありますよね。

体温が高い方が、免疫力が高くなるのです。

たとえば、野菜での実験結果です。

トマトを常温で四週間保存すると、新鮮さが失われてしまいます。

しかし一度、38度のお湯で温めてから、常温で保存すると、四週間たっても新鮮さが失われてしまうことはありません。

人間でたとえるなら、温めることで、トマトのように老化を防ぐことができるということです。

なぜ、そんなことが起きるのか?

それは、トマトの細胞の中で、「熱ショックタンパク質」と呼ばれる物質が増加し、細胞を強化し若々しさを保つことができるようになるからです。

このような魔法のような現象の「熱ショックタンパク質」は決して特別なものではなくて、私たち人間の体内にはもちろんですが、ほぼすべての細胞が魔法のような「熱ショックタンパク質」を持っています。

免疫細胞の働きをアップする効果

この「熱ショックタンパク質」の役割が注目されるようになり、さまざまな分野で研究が、進めれれていますが、その内の一つが免疫細胞の制御です。

体内の異物を退治する、白血球の一種です。

T細胞(リンパ球の一種で、骨髄で生産された前駆細胞が胸腺での選択を経て分化成熟したもの)が、がん細胞を退治する。

パワーを比較した実験結果では、39度まで温めると効果が3倍以上アップするという効果が得られています。

T細胞の中の「熱ショックタンパク質」が39度の環境で約2倍に増えるため、効果が増すのではないかと考えられています。

ただし、この結果は試験管レベルの結果ですので、実際の治療によるものではないことに注意をしなくてはなりません。

それならばと、お風呂で体を温めたぐらいでは、免疫力がアップすることはなく、危険が増すので絶対に長湯はだめです。

細胞のタンパク質の傷を修復する

T細胞の免疫機能が30度の環境でパワーアップするのは熱タンパク質が増えるためと考えられています。

熱タンパク質がどのように働いているか?

細胞は水分を除けば、ほとんどがタンパク質でできているのが特徴です。細胞のタンパク質は、圧力や活性酸素、ストレスなどで傷つきやすく、熱に弱いなど、非常に傷つけられやすい性質を持っています。

ですので、傷がついたままでは困るので、すみやかに治さなければなりません。

そこで登場するのが「熱ショックタンパク質」です。

「熱ショックタンパク質」は細胞のタンパク質が傷つくとすぐに出動し、修理するのが本来の役目なのです。

私たちの体の機能を陰から支えてくれるありがたい存在です。

体温は簡単には上がらない

温め健康法でよくいわれている「体温を1~2度上げる」といいますが、そんなに簡単に上がるものではありません。

人間の場合、体温を一定に保つ機能が備わっていて、いくら体を温めても、体温はすんなりとは上昇しません。

しかし、体温を維持する機能の限界を超えたとたんに、急上昇を始めます。

これは、本来備わっている体温調整機能が働かなくなったからです。

むやみな体温上げはとても危険です。

無理な体温アップより、楽な運動で血管を若返らせる

温め健康法を実施するのは、まだまだ難しいですが、「和音療法」というものが注目されています。

低温のサウナで体温を少し上げてから保温すると血流がよくなります。

血管から放出された一酸化窒素窒素が血管を広げるからです。

これを繰り返していくと、固くなった血管が柔らかくなるそうです。

和音療法は心臓そのものの治療ではなく血管を若返らせて症状を緩和する療法です。

そして、血管の若返りは心不全以外の人にもメリットが大きいです。

簡単に血管を若返らせるには、心疾患のない人なら、鼻歌を歌えるくらいのウォーキングを1日30分間、週3日行う程度の運動でも血管を若返らせることができるそうです。

まとめ

健康にはぬるめのお湯で少しだけ長く湯船につかるのがいいようです。

その方が、体への負担が少なくて済むみたいですね。

年配の人は、とくに気をつけないといけませんね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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