父の日は父親に感謝をする日で、日本に伝わったのは1954年(昭和29年)ごろです。
一般的な行事となったのは1980年代で、この日に父親参観日を行う学校や園も多いようですね。
父の日は、毎年6月の第3日曜日です。
今年の2016(平成28)年は6月19日が父の日になります。
ある調査によれば、子どもは普段の生活で見る父親を評価している傾向があると述べられています。
休日には、ごろんと家の中でくつろいでいるのが、父親といったように思われているようですね。
家族のために働いている、本来の父親の姿を子どもに教えたりすることも必要なようですね。
そして、父親参観日などの機会に改めて父親のことを考えてもらうことが大切です。
父の日の由来は?
シンボルフラワーは?
贈り物ランキングなど調べました。
父の日の由来
父の日はアメリカ発祥の記念日です。
1910年(昭和43年)、アメリカのワシントン州のソノラ・スマート・ドッド婦人が「母の日」にならい、父親に感謝する日をつくろうとよびかけたことが
始まりです。
ドット婦人は幼いころに南北戦争を経験されています。
父は南北戦争に召集され、母は6人の子を一人で育てていましたが、父の復員後に過労で亡くなり、父は男手ひとつで子育てに奮闘していました。
しかし、父もまた、子らの成人を見届けるとこの世を去ってしまいます。
ドット婦人は、自分たち6人の子どもを男手一つで育ててくれた父親に感謝するために、白い薔薇(ばら)を墓前に捧げました。
父親が6月生まれだったため、ドッド婦人は自分が通う教会の牧師に頼み、6月に「父の日」を祝う礼拝をしてもらいました。
それは、1909年6月19日で、第3日曜日でした。
これがもとで、ワシントン州では6月の第3日曜日が「父の日」となったのです。
アメリカでは、1972年(昭和47年)に、「父の日」が正式にな国民の祝日となりました。
日本での父の日
日本で父の日が広まり始めたのは、1950(昭和25)年頃です。
しかし、当時は認知度は低く一般的な行事として知れ渡ったのは1980年代になります。
デパートなどが、販売戦略の一つとして父の日をイベント化したことが一般に広まったきっかけだといわれています。
父の日のシンボルフラワーは?
ドット婦人は、父親に感謝するために、白い薔薇(ばら)を墓前に捧げました。
そのことから、白い薔薇が父の日のシンボルになったとされています。
また、「バラは十字架にかけられたキリストの血の跡に咲いた花だから」などの説もあるそうです。
父の日も母の日も、教会でスタートしたこともあって、実はキリスト教につながっているようです。
バラの色は、存命する父がいれば赤で、亡くなっていたら白という風に意味づけられています。
贈り物は?
「母の日」も「父の日」も、クリスチャン女性によって、親への深い愛と感謝をこめて始められたわけです。
この日は、プレゼントやカードもいいですが、何よりも心からの感謝を贈りるのがいいでしょうね。
普段はついあたりまえに思い、忘れがちな親の愛ですが、実は、私たちは神様に対しても、同じことをしています。
その愛は、あまりにも自然に日々私たちに注がれているので、感謝するのを忘れがちになります。
これを機会に、もっと「天にいるお父さん」である神様にも感謝するようにしたいものですね。
ランキング
父の日のもらってうれしいプレゼントランキング
1位:ネクタイ
2位:財布
3位:腕時計
4位:レストランでの食事
5位:食事を作ってくれる
6位:カバン
7位:ベルト
8位:ハンカチ
9位:珍しいビール
10位:有名店の洋菓子
まとめ
普段、忘れがちの父親への感謝をする日であります。
なかなか父親とは話す機会も少ないと思いますので、この日は普段話せないことを言うのもいいと思いますね。
コメント