ダイエットは男女問わず、多くの人が関心を持っています。
目的はやせるためだけでなく、健康を維持するためでもあると思います。
しかし、やせるためには何が何でもダイエットって思い込んでるなら大間違いかもしれません。
あるアンケート調査によると、ダイエットの経験者は男性が55%、女性85%だそうです。
最近は男性もダイエットを経験される方も増えていますね。
中でも、ダイエット法としては、食事を減らす方法が最も多いそうです。
ただし、成功か失敗かをたずねると、半々という結果のようです。
やはり、食事制限をしてのダイエットは難しそうですね。
また、低カロリーの食事をしても、効果の出る人と逆効果の人がいます。
でも、やせるためにはカロリーを抑えるのは常識ですね。
ダイエットをするときも、まず食事の制限から始める人が多いと思います。
ところが、同じように低カロリーの食事を続けても、ダイエットに成功する人と失敗する人がいますがなぜでしょうか?
低カロリーの食事の効果について調べて見たいと思います。
低カロリーの食事の効果は?
ある調査結果です。
1日にとる食事を、およそ1500キロカロリ以下に抑えている女性21人に協力をしてもらい、その肥満度を調べて見ました。
外見だけを見ると全員が、標準またはやせ型ですが体脂肪率を計算してみると、半数以上が体脂肪率25%以上で「肥満傾向」か「肥満」という結果が出たそうです。
いずれも体重や外見からは気づきにくい「隠れ肥満」ともいえる状態です。
同じくらいの低カロリー食をとっているのに、なぜ体脂肪が多い人とそうでない人がいるのでしょうか?
脳がエネルギー不足を感じ、飢餓に備えてスイッチをオンにする
ダイエットをめざして低カロリーの食事を続けたとき、成功するか失敗するかを分けるカギは、実は脳が握っているそうです。
たとえるなら、体の中にはスイッチのようなものがあり、脳がそれを「オン」や「オフ」にすることでダイエットの成功と失敗が分かれるのす。
体のスイッチがオフのときは、カロリーを控えて不足したエネルギーを、体脂肪を燃やして補うのでダイエットに成功することができるのす。
しかし反対に、脳がエネルギー不足を感じるとスイッチがオンになり、緊急に備えて体脂肪を蓄えておこうとします。
そのため、食事に含まれた脂肪をエネルギーとして使わずに、体脂肪として蓄積していくのです。
低カロリーダイエットを失敗に導くスィッチとは、飢餓に備えるための非常用防御システムといえます。
糖質が極端に少ない食事が、脳をエネルギー不足にしてしまう
低カロリーダイエットを失敗させるスイッチは、どんなときにオンになるのでしょうか?
実は、脳がエネルギー不足を感じ続けるとオンになるのです。
脳はエネルギーのほとんどを糖質からとるため、食事全体のカロリーを抑える目的でご飯などの糖質を極端に減らすとエネルギー不足と感じてししまいます。
スイッチがオンになると、体脂肪の蓄積だけではなく、交感神経の機能の低下が起きます。
交感神経は体を活発に活動をさせる神経で機能が低下すると「冷え症」「低体温」「低血圧」や、体がだるくなるなどの症状が起きやすい。
摂取カロリーの6割を糖質で、野菜などと一緒に食べる
どうすれば、脳のスイッチをオフにできるのだろう?
第一に大切なのは食事内容のバランスで、全体のカロリー量のおよそ6割を糖質でとること。
第二に、単に糖質をとるだけでなく、一緒に野菜や海藻をとるようにする。
これらに含まれる食物繊維の効果で糖質の吸収がゆっくり行われ、食後の血糖値が高めに維持されるので、スイッチがオンされるのを防いでくれます。
たとえば、菓子パンやおにぎりだけの食事では、スイッチがオンされやすいですが、これに野菜や海藻、きのこなどの副菜を加えることでオフの状態を保てるようになります。
まとめ
誰でも成功出来るダイエットがあればいいでしょうね。
たしかに、同じ食事や同じダイエット法をしても人それぞれに効果は違います。
自分にあったダイエット法を見つけることが大切かも知れませんね。
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