アンチエイジングと言う言葉良く耳にする機会が増えています。
アンチエイジングを簡単に言うと「老け防止」ということになります。
人間の欲には限りがないと思います。
限りない欲のおかげで生活環境が良くなりましたね。
そこで人間の欲の一つである不老不死です。
一度ぐらいは、不老不死になったらどうなるのって考えたことないでしょうか?
ただ、不老不死になって本当にしあわせになれるのって考えたこともあると思います。
でも、現実にはかなわない夢のようなものですけどね。
不老不死が無理ならば、不老不死でなくてもいいけれど、いつまでも若くいたいなって思いませんか?
いつまでも若くいるためにはどうすればいいのでしょうか?
老化物質である、AGEを増やさないこと
AGEとは終末糖化産物のことです。
タンパク質と糖が加熱されて出来た物質のことですね。
強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされているそうです。
体内のタンパク質が糖化しても、初期の段階で糖の濃度が下がれば元のタンパク質に戻ることができますが、高濃度の糖がある程度の期間さらされると、毒性の強い物質に変わってしまい元には戻れなくなります。
アンチエイジングとは、老化物質AGEを増やさないことが、すごく重要になります。
最近の研究で、全身で起きるさまざまな老化現象に、このAGEが共通して関わっていることがわかったそうです。
年齢を重ねるほどAGEが多くたまってくる
皮膚や骨などの組織を年代別に見ると、年齢を重ねるほどAGEが多くたまっていることがわかるそうです。
AGEが血管にたまってくると心筋梗塞や脳梗塞、骨たまってくると骨粗しょう症でもろくなり、骨折しやすくなります。
目にたまると白内障の一因となり体に悪影響を及ぼします。
AGEと老化は密接に関係しているそうです。
誰にも平等に訪れる老化ですが、AGEを増やさないように出来れば老化を遅らせることができるかもしれません。
体で起きる「糖化」が老化の進行に影響する
AGEは老化の直接の原因ではなく老化の結果として作られます。
例えば、パンのように熱を加えてすぐにAGEを作って美味しくするものもありますが、みそのように熱を加えてから熟成し、AGEを作るものもあります。
人間の老化は、みそのように年月をかけて進んでいくと考えられています。
なぜ老化の進行に個人差が生じるのか?
実はメイラード反応(糖とアミノ酸が相互に作用して、メラノイジンと特有の香気成分を生じさせる反応)にあるそうです。
わかりやすい例として、ホットケーキをこんがりときつね色に焼き上げるのに重要な役割をしているのが糖です。
きつね色に焼けている部分が糖化した部分で、AGEが発生している部分です。
砂糖なしでは白く焼き上がりますが、砂糖ありだときつね色に焼き上がります。
AGE=(タンパク質+糖)×時間
そして多くとりすぎて、余った糖が体の組織に付着して体を酸化させます。
糖の摂り過ぎが老化を促進させるということになります。
酸化を防ぐ食事のとり方として、ご飯より先に野菜をとることです。
そうすることで血液の酸化を防ぐことができるそうです。
まとめ
男女問わず、願望として誰でも、いつまでも若くいたいと思っていると思います。
そのためには、AGE(終末糖化産物)を増やさないようにすることです。
今は無理でも、将来には若返りが出来る薬などが開発されるかもしれませんね。
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