歩数計は、ダイエットのためには欠かせない必需品のひとつですね。
カロリーをいくら消費したかのバロメーターにもなります。
メタボリック対策にも必要です。
歩数計は、万歩計と呼ばれることもありますが、「万歩計」は山佐時計計器株式会社の登録商標となっています。
一般的な呼称としては、歩数計が用いられていますね。
昔は、腰など体に身につけないと正確に計測できなかったのですが、今ではカバンやバッグに入れていても正確に計測してくれます。
不思議ですね。
いったい、どんな仕組みで正確に計測できるのでしょうか?
歩数計は、一歩歩くごとにカウンターが1つ増えるようになっています。
どのような仕組になっているのでしょうか?
古典的な振り子式
古典的な「振り子式」の歩数計は、中に振り子が入っていて、一歩歩いて振り子が揺れるたびに、通電してカウントが増えるような仕組みになっています。
安価な歩数計はほとんどが、このタイプのようです。
このタイプだと、振り子を地面に垂直になるように装置をしなければ正確に測ることができません。
なぜなら、歩行以外の振動でもカウントされてしまうからです。
ですので、このタイプの歩数計では、正確に計測するのが難しいですよね。
そこで、登場したのが「加速度センサー式」の歩数計です。
これは、歩くリズムを加速度センサーがついたマイクロコンピューターが、解析をして、ほかの振動と区別をすることができます。
それで、カバンやバッグに入れていても正確に測定ができるのです。
加速度センサーとはどんなもの?
加速度センサーには通常、圧電素子が利用されていて、これは力を電圧に変換して、その電圧の変化で歩行をしているか、どうかを判断しているのです。
物体の加速度(速度の変化率)を計測するための装置ですね。
一定時間の間に速度がどれだけ変化したかを計測することができます。
加速度センサーの組み込まれた機器では、それを持っている人が、走り始めたり、て速度が上がったことや、走るのをやめて歩き始めて速度が下がったことなども判別することができます。
ただし、物体の移動速度を直接計測することまでは、できないようです。
加速度センサーの応用例として、ロボットの姿勢制御があります。
身近なところでは、カーナビゲーション、エアバッグのための衝突検知、手ぶれ補正機能のついたビデオカメラ、ゲーム機のコントローラなど、多くの機器に組み込まれています。
すばらしい技術ですね。
まとめ
進歩していますね!
カバンに入れていても正確に測れるなんてことは、昔の歩数計では考えられなかったですね。
コメント