起立性低血圧の原因と治療法2016年最新情報

病気

もりやんでーす。

「NANA」の大崎ナナ役で知られる声優での

朴璐美、体調不良で舞台を降板したみたいです。

その病名は起立性低血圧だそうです。

どんな病気なの?

急に立ち上がる時に「たちくらみ」「めまい」
ひどい場合は失神も起こすそうです。

スポンサーリンク

どんな症状なの

起立性低血圧は発症率は加齢とともに増加するため、
お年寄りに多くあらわれます。

●とくに、めまいやふらつきなど
起立時の症状は午前中に起こりやすい。

●食後や運動後に増悪することがある。

●起立性低血圧症では、立ちくらみ・めまい
・突然目の前が暗くなる・気が遠くなる・足元がふらつくなどが、
起立性低血圧症の代表的な症状です。

●それ以外にも頭痛・肩こり・動悸・息切れ・朝起きられない
・不眠・疲れやすい(疲労感)・体がダルい(倦怠感)
・吐き気がする・食欲がない(食欲不振)・冷え性などがあります。

●ひどいときには失神も起こします。

●また、横になっている状態から急に起き上がった時に起こる症状としては、
ふらつき・立ちくらみ・頭痛・複視または視野狭窄・眼前暗黒感、
四肢あるいは全身のしびれ(異常感覚)、気が遠くなるなどです。

横になって休むことで回復します。

原因

起立性低血圧は一次的には重力によって血液が
下肢にたまってしまうことが原因で起こります。

血液が下肢にたまることで、静脈還流が損なわれ、
その結果、心拍出量が減少して動脈圧が低下します。

立位になると全身の循環血液量のうち、
500~800mlは腹部や下肢に移行します。

そうすると心臓にもどる静脈還流量が減少する。

そのため、心拍出量は減少し、
大動脈や頸動脈洞に存在する圧受容体の刺激も低下します。

正常なら、
これが誘因となって交感神経を中心とする調節反射が働いて、
心泊数の増加や心臓の収縮能、抹消血管の抵抗が高められ、
立井になっても血圧が維持されます。

しかし、このような血圧コントロールの過程のなかで、
何らかの原因で調節反射が正常に働かないと、
血圧は起立時に下がったままで、臥位(がい)の状態に戻らず、
起立性低血圧となります。

スポンサーリンク

治療には生活改善と薬物療法がある

薬物療法

フルドロコルチゾン、エリスロポエチン、アメジニウム、ミドドリン、
のような血管収縮薬があります。

また、アデラール、やメチルフェニデートなどの
中枢神経刺激薬が助けになる場合もあります。

ベンゾジアゼピン系薬物もよく処方されます。

生活改善

●起床直後や食後、お風呂上がり、排便時、飲酒時、
運動後など、血圧の下がりやすい状況を把握し、
横になったり休むなどを心がける。

●立ち上がるときはなるべくゆっくりとした動作で、
血管が収縮するための時間をとる。

この方法で失神を避けることができる。

●脱水を防ぐために、十分な水分を摂取する。

●寝るときには頭を高めにして、
上半身を斜めにして寝るようにする。

まとめ

めまいや立ちくらみの症状だけならいいけれど、
ひどいときには失神もするみたいですので、
こわい病気ですね。

日ごろから、体調の変化に気をつけることが大事です。

今日も読んでくれてありがとうございました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました