ミネラルの一種である、マグネシウムは、便秘を解消してくれるというすごい働きがあります。
そのほかにも、マグネシウムは、カルシウムと同様な骨を作る働きをする成分をも含んでいます。
骨を作る以外に、腸内び便を柔らかくして便秘を解消してくれる大切な働きをしてくれます。
便秘薬として、マグネシウム製剤もありますね。
そんな、マグネシウムにはどんな働きがあるのでしょうか?
排便を促すマグネシウムの働き
口から体内に入ったマグネシウムは、約25~60%が小腸までの器官で吸収されます。
そこで、残ったものが大腸まで到達します。
大腸に到達したマグネシウムは、便のもととなる、たべ物のカスを柔らかくする働きがあるのです。
便が水分を含み、柔らかくなることで排便がスムーズになり便秘が解消されるのです。
これによって、便秘により張っていた、お腹もすっきりとなります。
体がスッキリとしますね。
ストレスを緩和してくれる
マグネシウムには、腸の粘膜を過剰な刺激から守ってくれます。
また、神経の興奮を抑えることで腸の興奮を緩和する効果もあります。
さらに、体全体では、エネルギーの産生を助けたり、血圧を下げたり、筋肉の緊張をやわらげたりする働きがあり、私たちの体と健康を幅広くサポートしてくれます。
マグネシウムは、日本の伝統的な食材に多く含まれている
マグネシウムは、身近な食品にも多く含まれていますが、どちらかというと日本の伝統的な食材に多く含まれています。
コンビニでの食や市販の弁当の利用が頻繁だったりすると、不足しがちになってしまいます。
ですので、以下の食品を1日に最低1回はとるようにして、マグネシウム不足を解消しましょうね。
●大豆製品(納豆、豆腐など)●ナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)●海藻●ごま●玄米●さつまいも●緑の野菜(ほうれん草など)
食品からマグネシウムを積極的に取ることで、長年の便秘の悩みがなくなったり、便秘薬に頼らないでも、スムーズに排便を習慣づけることも出来るようになります。
以前にブームになった「にがり」にもマグネシウムは豊富に含まれていますが、「にがり」や「サプリメント」でマグネシウムを取ろうとすると摂取過剰になるリスクもあるので、注意が必要になりますね。
「体にいいものは食品からとる」のが腸を健康にする基本です。
まとめ
便秘になると、お腹は張ってくるし、憂うつになってきますね。
そうならないためにも、食品からマグネシウムを摂取するように心がげ、便秘を解消しましょう。
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