もりもりです。
真向法(まっこうほう)はわずか4つの体操を行うだけ。
背筋のゆがみを調整し、身体をやわらかくして心と身体の健康を保ってくれます。
股関節を中心に呼吸と合わせて運動(ストレッチ)することにより、体調不良や腰痛、肩こり、血液循環の改善、歪んだ骨盤や姿勢を整え心身をリフレッシュしてくれます。
体力に自身のない人でも、かんたんに始めることが出き、驚くほど腰痛に効き、老化を防ぐ効果は抜群です。
畳1枚のスペースがあれば、どこでも手軽に出来る健康法です。
時間や場所を選ばずに、所要時間もわずか1回3~5分。
朝起きた時と夜寝る前に2回行うだけです。
毎日続けることで腰を中心に全身が柔らかくなっていきます。
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真向法の特徴は?
① 体が柔らかくなり、運動能力が高まってくる
② 血液やリンパ液など体液の循環が良くなる
③ 正しい姿勢になる
①の体が柔らかくなり、運動能力が高まってくることは、健康にとってはすごく大切なことなのです。
たとえば、筋肉隆々の人を見るとすごく健康そうに見えますよね!
しかし、筋トレを行うことで筋肉を傷めたり関節を傷めたりと、スポーツ障害を起こすことがよくあるのを、ご存知の方も多いと思います。
これは柔軟性をないがしろにして過度な運動をした結果ではないかと思います。
体が柔らかいということは、筋肉・血管・神経が柔軟であるということになります。
筋肉は「刺激を受けると縮む」という性質があります。
例えば、力こぶ(上腕二頭筋)は筋肉の縮みで出来ます。
そして筋力がうまれます。
逆に腕を伸ばすときには筋肉を伸ばして力を発揮するのではないですよね。
腕の外側にある、上腕三頭筋が縮むことにより腕を伸ばすことが出来ます。
ゆるんで引き伸ばされている筋肉があるので、その筋肉が柔らかくないと十分に縮めないので、力が発揮出来ないことになります。
つまりは、筋肉はどれだけ縮めるかばかりでなく、どれだけ伸びるかによって運動能力は高まるということになる。
血液やリンパ液など体液の循環が良くなる
私たちの体には血液が流れています。
スムースに流れているから健康に過ごすことが出来るので、血液の流れが悪くなると健康に過ごすことが出来なくなります。
血管も筋肉と同じで、使わなくなったり動かさないでいると、萎縮して衰えてしまいます。
東洋医学では濁った血液のことを、「瘀血(おけつ)」といって万病の元と言われています。
血液の流れが悪くなると、細胞の活動に必要な栄養や酸素が十分に供給されなくなってしまいます。
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正しい姿勢は健康の第一歩
悪い姿勢を続けていると背骨が歪んでしまいます。
背骨が歪むと肩や腰のこり、ぎっくり腰の原因にもなります。
また、内蔵を圧迫されます。肺も押さえつけられてしっかりと深い呼吸が出来なくなります。
正しい姿勢は見た目にも美しいですが、健康に過ごすためにも大切なことです。
真向法の四つの体操
第一の体操
床に腰を下ろし、両足の裏をそろえるように座ります。
あごを引いて胸を張り、背筋をシャンと伸ばします。
ふーっと息を吐きながら上体を倒し、すっと息を吸いながら起き上がります。
これを10回繰り返します。
前屈に2秒、起き上がるのに1秒が目安です。
第ニの体操
伸ばした脚とほぼ直角になるように背筋を伸ばし、腰を立てます。
腕を自然に下して手は脚の上に、足首を70度ぐらい返します。
足の小指の付け根のあたりに手を置き、息を吐きながら、身を乗りだすように上体を倒します。
第三の体操
腰を立て背筋を伸ばし、脚を左右に広げます。
足首を70度ぐらい返します。
肩の力を抜いて股関節を中心に身を乗りだすようにして上体を倒していく。
手は八の字形に置き、上体が倒れるにつれて前方にスライドさせる。
前屈みになったときに、横から見て首、背、腰がほぼ一直線になっているのが理想的。
足首は70度に返したままの状態を保つ。
第四の体操
背中をまっすぐに伸ばし、大腿の内側をぴったりとつけます。
両脚を尻の幅だけ広げて、その間に尻を落とし、ひざ下からかかとを床につけます。
手を床につけ、上体を徐々に後ろに倒していく。
さらに上体を倒し、肩を床につける。
両腕を真っ直ぐに伸ばし、床につける。
掌は上に向ける。
真向法の効果は?
・体が柔らかくなる(柔軟性)
・メタボリックの対策(成人病の予防)
・肩凝りや腰痛を予防改善してくれる
・冷えやむくみが取れる
・姿勢・骨盤の歪みを取る
・疲れにくい体を作る(体の活性化)
・足腰の強化
・心身のリフレッシュ(ストレス解消)
・新陳代謝の促進、免疫力・自然治癒力の向上
まとめ
真向法は年齢や体力に関係なく、手軽にはじめられる体操の一つです。
わずかな時間で健康を維持することができます。
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