新幹線の省エネ対策にはどのようなものがあるのでしょうか!

物のしくみ





もりもりです。

日本の新幹線の技術は世界でトップクラス。

速度だけではなく、総合的に判断してです。

省エネ技術においてもですが、新幹線の省エネ技術には、どのようなものがあるのでしょうか。

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1964年の東海道新幹線の開業以降、日本のみならず世界の新幹線といわれるほど世界の高速鉄道をリードしてきました。

2015年には北陸新幹線が開業しました。

2016年3月26日には北海道新幹線が路線距離360.3km、最高速度260km、

新青森~新函館北斗の開業が予定されています。

2月9日に実施した避難訓練においては停電トラブルがありましたが、無事に開業してほしいですね。

 

これから、さらに新幹線は改良・延伸が進められていくと思います。

この新幹線には省エネ技術がたくさん搭載されています。

その一つとして、車両連結部分の全周ホロです。

これまでの新幹線は走行時の空気抵抗と騒音を抑えるため、車両間をふさぐホロが、各車両から挟み込むように出ていました。

つまり、車両間は2枚のホロで、ある程度ふさがれてはいましたがその間は開いています。

これまでも、連結車両間をホロで完全にふさぐのが理想でしたが、車両間を完全に覆うためには、伸縮性のあるゴムのような物でなければならなかったのですが、これまでは、伸縮性と耐久性を兼ね備えたものがありませんでした。

しかし、新素材を採用することで、「全間ホロ」が可能となりました。

これによって、デッキ内の騒音が軽減されるだけでなく、車体が受ける空気抵抗も減らせるので、省エネにも効果があります。

また、新幹線には電力回生ブレーキによってエネルギーの再利用も行っています。

電力回生ブレーキとは、ブレーキ時にモーターを発電機として、働かせて、運動エネルギーを電気エネルギーに換え、それを架線に戻して他の列車で再利用できるようにするシステムです。

エネルギーのリサイクルですね。

JR東海は、新幹線で初めてこの電力回生ブレーキを実用化し、300系とその他、700系、N700系、N700Aに搭載しています。

N700系、N700Aでは、1編成で通常必要なブレーキ力をすべて電力回生ブレーキでまかなう方式にしています。

これからも、改良・改善されて、すばらしい技術が搭載されるといいですね。

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