顔のシワって加齢とともに、年々増えてきます。
少しでも、シワを作らないようにとシートマスクをしたり、コラーゲン入りの
ドリンクを飲んだり、さまざまな化粧品を使ったりと、シワを減らすために、
苦労をされていると思います。
シワができるのは、弾性繊維が壊れるのが大きな原因です。
それでは、プルプル肌のままで、シワを作らないようにするには、どうすればいい
のでしょうか。
日本で一番、シワの少ない県はどこなの
(ためしてガッテン参照)
日本で、シワの少ない人が多いのは秋田県です。
高齢になってもシワが少ない人がたくさんいるそうですね。
実際に70代、80代でも、プルプルお肌の人が多くいられます。
このプルプルお肌になるための張りを与えているのが、「弾性繊維」
といわれれる繊維なのです。
弾性繊維は、約1.5倍も伸びたり縮んだりとするそうです。
この弾性繊維が壊れると、塊になって、伸び縮みできなくなってくるのです。
すると、皮膚の弾力にバラつきができてしまいシワができるのです。
一度壊れてしまった弾性繊維は、残念ながら、元に戻すことができません。
たとえば、伸び縮みしない布をくしゃくしゃにすると、元に戻らないのと同じ
ことですね。
地上に届く紫外線にはUV-BとUV-Aがあります
◎シミを作るUV-B
波長が長く、皮膚の浅いところまでしっかり届かない。
炎症や皮膚がんのリスクがある。
◎シワを作るUV-A
波長が長く、皮膚の奥まで届きます。
弾性線維をバラバラにして塊にする。
ガラスも通してしまう。
紫外線にはシワを作るものがあります
紫外線のうち、地上に届くものは、「UV-B]と「UV-A」の2つがあります。
UV-Bは浴びすぎると皮膚にしみを作ったり、皮膚がんの原因になったりします。
UV-Aは、長年浴び続けていると、弾性繊維をバラバラにして壊してしまいます。
どうしても、シワを作りたくないという人は、UV-Aにも注意しなければなりません。
秋田県で高齢になってもしわの少ない人の共通点は「ずっと屋内で働いてきた」ので
紫外線を浴びる量が少なかったからです。
そのうえ、秋田県は日照時間が日本一短いうえに、屋内で過ごす時間が長く、UV-Aを
あまり浴びてこなかったのが、プルプルお肌の秘密だったのです。
秋も冬も注意が必要「夏だけ日焼け止め」の落とし穴
UV-Aを防ぐには「日焼け止め」が有効ですね。
日焼け止めというと、日差しが強い、夏に使うものというイメージがあります。
たしかに、UV-Bは夏に多いです。
しかし、UV-Aは夏だけでなく、一日中降り注いでいます。
そして、その量は、UV-Bより、圧倒的に多いのです。
シワを作りたくないという人は、季節にかかわらず注意をしなければなりません。
そして、もう一つ知っておきたいのは、UV-Aはガラスも通り抜けるという
ことです。
屋内でも、長時間、窓際で作業していたりすると、知らず知らずのうちに、
UV-Aを浴びている可能性もあります。
これ以上シワを増やさないために今からでもできる対策
シワは、長い間の紫外線の蓄積によってできます。
そのため、40代くらいになってから気づくことが多いです。
弾性繊維を元に戻すことはできませんが、シワを増やさないための
対策は可能です。
対策の、基本となるのが日焼け止めです。
UV-Aを防ぐ能力は「PA」で表示されます。
PA➧UV-Aを防御する能力の目安です。
+ 日常生活(散歩や買い物)
++ 長時間の外出、スポーツ
+++ 海水浴やスキーなどレジャー活動
日常生活なら+が少ないものでも、十分に予防効果があります。
最近では、「PA++++」と表示されたものも出ています。
生活スタイルや自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう、
肌をこすると、炎症やシミの原因にもなるため、やさしく塗るのがコツです。
なお、紫外線以外に、喫煙や女性ホルモンの低下も原因になるといわれています。
まとめ
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シワを防ぐには一年において、紫外線にあたるのを減らすか、日焼け止めを
塗るかをして、紫外線を防ぐようにしていかないといけないということに
なります。
若いときからのお手入れが大切ですね。
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