日本は水が豊かな国です。
ここ数年は、水不足だということを聞いたことがないですね。
世界においては、人口の増加や土地が砂漠化して、水不足で悩まされている国が
たくさんあります。
そして、素晴らしい浄水技術があります。
水道水をそのまま飲める国は日本を含めて15ヵ国しかないです。
そんな、日本の浄水技術とはどんなものなんでしょうか?
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地球には豊富な水がありますが、人間が容易に使えるのは、わずか0.01%しかありません。
97.5%は塩分を含んだ海水で、残りの2.5%が淡水です。
ただし、その多くは氷の状態です。
今、水不足を解消するために注目されているのが、この豊富な海水から真水を作る方法です。
それには高度な浄水技術が必要になります。
この浄水技術のカギになるのが、「逆浸透膜」といわれるものです
1nm(10億分の1m)以下の小さな穴が空いたフィルムがフィルターとなって、
「逆浸透」と呼ばれる現象によって、海水から真水を取り出すことができます。
また、細菌やウィルスを除去することも可能なため、排水を浄化して水をに
変えることもできます。
この分野においては、日東電工、東レ、東洋紡の国内3社で世界シェアの5割を
占めます。
日東電工製品の脱塩率は99.75%を達成しています。
他の2社も同様の水準ということです。
アルジェリアのマグタにある世界最大の下排水再利用膜法プラントは東レの逆浸透膜を
採用しています。
世界における現在の水事情
地球の大きさで考えると飲み水として使える水は、わずか一滴ほどしかありません
このわずか一滴の水をすべての陸上で住む生物で分かち合っているのです。
この水が汚染されて飲めなくなったり、水が不足してしまうと、すべての生物が、
絶滅してしまうのです。
現在、世界の人口、約7億人が、水不足での生活を送っています。
そのため、不衛生な水で(年間、約180万人)の子どもたちが亡くなっています。
人間や生き物は水がなければ数日も生きていくことができないのです。
そのためにも、一日でも早くたくさんの海水を真水にできる技術が進めばいいですね。
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