女性の薄毛の原因は男性の薄毛の原因と同じではないそうです。
女性には男性とは違う薄毛の原因になる症状があるそうです。
その原因は何かを探ってみました。
男性と女性の薄毛の原因となるメカニズムの違い
「薄毛」に悩んでいるのは男性だけではなくて、女性にも薄毛で悩まれている人は結構いるようです。
ただし、男性の薄毛と女性の薄毛の原因は違うようですね。
薄毛には、男女ともさまざまなタイプがあります。
男性の薄毛は、ほとんどが「男性ホルモン」が原因です。
髪の毛が育たないのが特徴でうぶ毛の期間が長くなります。
しかし、女性の薄毛の原因はさまざまです。
髪の生えるまでの休止期間が長く「生えない」のが特徴です。
髪の毛の成長について
髪の毛は、1日に0.3~0.5ミリ、1ヶ月で約15センチほど伸びます。
そして、普通は髪の毛は2~3年で成長します。
しかし、髪の毛は永遠に伸び続けるのではなく、一定の期間を終えると自然に抜け落ちてしまいます。
そして抜け落ちたあとにまた、数か月間の休止期間を経て、新しい髪の毛が生えてくるようになっています。
これを3~5年ほどのサイクルで繰り返しています。
女性は生命を維持するために抜け毛が増えるのです
女性の薄毛の原因の一つに、意外なものがある
それは、甲状腺ホルモンが少なくなる「甲状腺機能低下症」という病気です。
甲状腺ホルモンには、細胞の分裂を活性化したり、細胞の活動を活発にする作用があります。
髪の毛を元気にするほか、血液の育成、心臓の活動などにかかわっており、生命維持に欠かせないホルモンです。
何らかの原因で、甲状腺ホルモンの分泌が減少すると、生命維持の活動に多く配分されてしまい、髪の毛への配分が減ってしまいます。
そのため、髪の毛の活動が弱まり、生えなくなったり、抜け毛が増えたりするのです。
つまり、命を守るために、髪の毛が犠牲になるというわけです。
薄毛の女性の10人に1人は治るかも知れない
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンと同じ成分の薬を内服すれば、症状は治まります。
したがって、この病気が原因の抜け毛や薄毛は、治すことできるそうです。
女性の薄毛のうち、10人に1人は甲状腺機能低下症が原因だと推測されます。
薬はずっと飲み続けるのが基本ですが、一過性の場合や症状が改善された場合は、薬を休止するケースもあります。
甲状腺機能低下症かどうかは血液検査で、簡単に調べることができるようです。
マッサージとブローで毛髪力をアップしよう
甲状腺機能低下症意外の薄毛の場合は、頭皮マッサージがおすすめです。
あるメーカーの研究所で、20~50代の男女25人に1日3回の頭皮マッサージ半年間続けてもらう実験結果をしたそうです。
そしたら、、マッサージをしなかった人の毛髪密度はほとんど変わらなかったそうですが、マッサージをした人は6%もアップしたそうです。
マッサージの効果はすごいですよね。
マッサージの方法は、「押す」のが効果的みたいですよ。
ただ、力を入の入れすぎや、爪を立てて、頭皮を傷つけないように注意をしましょう。
まとめ
いつまでも、若々しい髪でいたいと思いますよね。
でも、加齢によるものはしかたがないとは思いますが、男女によって薄毛の原因の違いや、女性の場合は、薄毛の原因が甲状腺機能低下症が原因の場合は、症状が治るみたいですね。
頭皮マッサージだけは、続けて見ようかなって思っています。
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