美容のためには重要な毛穴対策の最新情報です

美容

最近では、お肌の対策が気になるのは、女性ばかりでないようで、男性も気になる人が増えているようですね。

とくに毛穴は目につくので、気になりますよね。

肌には傷付きやすい皮膚を守るためや体温調整のために、分泌される汗と皮脂があります。

このうちの皮脂が出す穴が毛穴ということですね。

「年をとって毛穴が増えた」と言う人がいますが、それは大きな間違いなのです。

毛穴の数というのは、生まれたときから決まっていますので、基本的に増えることはないそうです。

では、どうしたらスベスベ美肌を取り戻すことができるのでしょうか?

ためしてガッテン参照

毛穴そのものの大きさは変わらない

毛穴が目立つ人と、毛穴が目立たない人の違いです。

毛穴が気になるという人の多くは、肌のきれいな人に比べる「自分の毛穴は大きいからが目立つ」と思っていますよね。

そこで、20~40歳代の女性の顔の毛穴を分析した結果です。

目立つ毛穴の数は40歳代の女性で平均576個です。

20歳代では毛穴が目立たない人が平均90個。

目立つ人は平均273個と年齢差や個人差があるみたいです。

次に実際の大きさを計測しました。

すると、目立つ毛穴と目立たない毛穴では大きさ自体には違いがないことがわかりました。

なぜ、大きさは変わらないのに見た目が違うのでしょうか?

それは、毛穴の回りの組織がクレーター状に広がっているからです。

毛穴周囲の細胞を増殖させる、オレイン酸を生成する皮膚常在菌

クレーター状になった目立つ毛穴の周辺を電子顕微鏡で観察します。

すると、細胞の核が数多く見つかります。

この、クレーターは毛穴の周囲の細胞が異常増殖し盛り上がって出来たものなんです。

なぜ、このようなことが起きたのでしょう?

研究者による、細胞が異常増殖している人の皮脂にはオレイン酸が多く含まれているそうです。

(オレイン酸:動物性脂肪や植物油に多く含まれている脂肪酸)

オレイン酸を作っているのは、「皮膚常在菌」なのです。

この常在菌は、誰の顔にもいるのです。

この常在菌が皮膚を分解するときにオレイン酸が生成されるのです。

すると、細胞のすき間にオレイン酸が入り込み、その刺激で細胞の異常増殖が起きると考えられています。

毛穴を目立たなくするワザ

毛穴が気になると、肌をこするような洗顔や皮脂の押し出しといったハードなケアをしてしまいがちです。

ところが、専門家によると細胞の異常増殖でできたクレーターをもとの戻すのは、一般的なケアでは難しいといっています。

周囲の肌のキメを整えて、毛穴の見え方を改善する方法がおすすめです。

キメが細かく整うと光を反射して、光のベールがフワっと肌を包むので毛穴が目立たなくなるのです。

ポイントは2つあります

「やさしく洗顔」「すばやく保湿」です。

1.よく手を洗ってから洗顔料を泡立て始めます。

逆さにしても落ちないくらい、しっかりした泡を作ります。

2.泡をなでるように洗います。

手でこすると肌を痛めるので厳禁。

3.洗顔後、すぐに保湿をします。

乳液やクリームでふたをして、水分を保持します。

以上に気をつけて洗顔・保湿をして下さいね。

毛穴が詰まるのを抑え、ニキビの初期段階で治すようにする

毛穴のトラブルのもう一つはニキビですね。

思春期だけではなく、20歳以上になってからの「大人ニキビ」で悩む人も多いそうです。

皮脂や古い皮膚などが、毛穴をふさぎ、外へ出られなくなった皮脂がたまると、その中でニキビ菌が増殖してしまいます。

周囲に炎症を起こすと、嫌な痛いニキビとなってしまいます。

2008年に、ニキビの治療に画期的な新薬が登場しました。

この新薬アダパレンは炎症が起きる前の段階で毛穴が詰まるのを抑える効果があります。

重症化する前に治療できるので、傷が残りにくいといいます。

ニキビに悩む人にはうれしい薬ですね。

大人ニキビの場合は使い方には、注意しないと悪化する恐れがあるそうです。

乾燥が原因のひとつです

ニキビができると、取り除くことに目がいきがちですよね。

ところが、20歳以上の人の顔のあぶら量を調べると、ニキビがある人ない人で、その量はほとんど違いがないことが分かったそうです。

大人のニキビの原因は過剰な皮脂ではなく、ほかにあるということになります。

つまり、水分量が少ないということですね。

乾燥が大人ニキビの原因になるということです。

ニキビができると原因には、ほかにもありますが、皮脂を落とそうとするあまりに、がんばりすぎて、よけいに乾燥を招いているケースも少なくないみたいですね。

まとめ

乾燥肌ってすごく嫌ですね。

かゆくはなるし、かきすぎてしまい皮膚が痛くなるし、「やさしく洗顔」「やさしく保湿」で乾燥肌をふせいでくださいね。

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