徳永英明が「もやもや病」で開頭手術、もやもや病の症状や原因は?

病気

シンガー・ソングライターの徳永英明さんが、
2016年2月に「もやもや病」で手術を受けていたことを
3月3日に発表されました。

脳血管障害「もやもや病」で、
開頭手術を受け休養していた歌手の徳永英明さん(55歳)が
3月16日、東京・豊洲PITで、復帰ライブとなるファンクラブ対象の
イベントを行っています。

冒頭、14日に発生した熊本地震に触れ、
「僕の友人も大勢、九州にいます。九州の人たちにも、
祈りを込めて歌いたいと思います」とコメントされてます。

体調を考慮し、

全編歌で構成する当初の予定でしたが、
変更されてゲームやトークを挟む形で進行されたようですね。

退院後、初めて公の場で歌われたそうです。

すごく疲れたと思いますが、
復帰おめでとうございます。

イベントの中で、
また、3カ月ぶりの復帰ライブということもあり、
「前回のもやもや病のときは、
その後に『VOCALIST』というヒット作が生まれたので、
今回も2~3年後にあるんじゃないかな」と笑顔でジョークも交えられてようですね。

「あまり頑張りすぎないように頑張りたいと思います」と抱負を語ると、
1300人の聴衆から大きな拍手が起こったそうです。

ほんとうにヒットするんじゃないでしょうかね?

徳永さんは入院されて、開頭手術をされ4キロやせたそうです。

開頭手術って怖いですよね、頭を開くのですからね。

元々が細い体をされていますが、さらに体重減って体力は大丈夫なのですか?

徳永英明さんの「もやもや病」の症状と原因は?

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 もやもや病の症状は

症状は大人と子どもで違ってくるようです。

子どもの場合、ひどく泣いたとき、
熱い物をフーフーしたとき、激しい運動をしたとき、

水泳で潜水した後など、過呼吸になったときに、
急にけいれんや意識障害が起こるそうです。

その前に、急に力が抜ける脱力発作が起こることもあります。

若年型といわれる5歳前後に発症のピークがある型では、
走る、泣く、熱い食べ物を吹いてさます、
笛を吹くなどの過換気によって、一過性の脱力発作、
感覚障害、意識障害、けいれん、頭痛などが起こります。

大人の場合、誰でも30歳を過ぎると、
少しずつ動脈硬化が進んでいきますよね。

その状態で、ストレスがかかった、
オーバーワークや睡眠不足が続いたり、
急に冷え込んだなどのちょっとしたはずみがあったとき、
もやもや血管がある人は容易に血圧が上がり、
動脈硬化でパリパリになった毛細血管が破れて脳の中に出血しやすいのです。

一時的に血流が途絶える虚血発作や、
血管が完全に詰まる脳梗塞を起こすこともあります。

出血した場所が意識の制御や呼吸・心拍などを調整する「脳幹」や、
自律神経系の中枢である「視床下部」など、
生命維持に欠かせない部位であれば、命に関わることもあります。

毛細血管は細いので、
破れても危険を感じる症状にならないことがあります。

頭が痛い、吐き気がするといったとき、
それが「普段とちょっと違う」と感じたら、
過労などと自己診断せず、すぐに脳外科を受診することが大事です。

MRI検査を受ければ脳の状態がある程度わかるので、
もやもや病だった場合はその後の対策が立てやすくなります。

脳出血や脳梗塞をまとめて脳卒中といいます。

脳卒中は高齢者に起こると思われがちですが、
30代、40代の働き盛りにも起こります。

その原因の一つがもやもや病なのです。

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原因は

もやもや病はアジア人に多い進行性脳血管閉塞症で、
国が指定する難病の一つです。

 

ずっと原因不明とされてきた病気だったようです。

 

脳に栄養を送る太い動脈がつまり、
不足した血液を補うように周りから細い血管が発達する病気ですね。

 

もともとは、脳血管撮影をすると正常の太い動脈が写らず、
毛のように細い多数の異常な血管が
「もやもや」とした血管のように見えるので、
「もやもや」病という名前がついたようです。

 

日本語の病名が世界中で通用する病気がいくつかあります。

「川崎病」や「橋本病」などで、発見者の名前を多く付ける傾向があるそうです。

しかし「もやもや病」という形容詞が付けられたのは珍しいといわれています。

太い血管がなぜつまるのかは、まだわかっていないようです。

 

欧米人には少なく、
アジア系人種に多い病気なので、
ある特定の遺伝子の変異が関わっているということはわかってきたようです。

年間発症率は0.35/10万人ですが、
最近脳ドックなどで発見される症状のないもやもや病も増加しており
有望率は増加しているということです。

 

もやもや病には、ある傾向があるみたいですね。

 

姉妹発症や母―娘発症などの家族発症が10%で、
遺伝的関与が指摘されています。

日本での発症頻度は約20万人に1人、
男女比は男女比は1:1.8で女性がやや多くなっています。

 

年齢も「5~10歳と30~40歳をピーク」とする2つの年齢層に多いです。

 

最近は、子供の患者さんの減少と大人の患者さんの増加されていて、
「5~10歳と30~40歳」の2つの年齢のピークが
薄くなってるといわれています。

姉妹発症や母―娘発症などの家族発症が10%

治療法には内科的治療と外科的治療がある

内科的治療

内科的治療(薬物治療など)ではこれまで有効とされてきた
治療法はないみたいです。

治療としては脳虚血型やてんかん型モヤモヤ病に対して
脳血流改善剤や抗てんかん剤がそれぞれ投与されたり、
出血例では高血圧治療などが行われるようです。

外科的治療

外科的治療としては脳虚血型に対する脳血管バイパス術が有効であるので、
広く行われているようです。

治療がされない場合、
脳虚血型では虚血発作が反復するにつれ麻痺や知能障害が
増悪していく例が見られ、
小児例では発見時にすでに重度の脳梗塞に陥り予後が
悪い場合があるみたいです。

そのため脳虚血型では症状が悪化固定する前に
バイパス手術を施行することが好ましいと考えられています。

まとめ

病気とは、どんなものでもつらいですよね。

健康な体が一番いいですね。

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