枕があっていないと肩こり、腰の痛みなどの原因になる

健康

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安眠のためには自分に合った枕がとても重要ですね!

そんなことは分かってはいるという人もいるでしょうが、つい、使いなれたものでいいかなってなっていませんか?

しかし、よく眠れない、肩がこる、腰が痛いと気になっている人は原因は枕にあるのかもしれません?

睡眠時に頭を支える枕は、古くからあらゆる文化、地域で使われてきたようです。

それが、証拠に多くの遺跡から出土しています。

枕は、単に習慣として用いてきたのではなく、首の骨を支える重要な役割があるのは古くからわかっていて、

快適な睡眠の重要なアイテムだと考えられていたようですね!

枕が合っていないと、首の筋肉や神経に無理がかかり、肩こりや腕のしびれなどが起きるようになります。

枕が合わない人の悩みは?首の角度は何度が良いの?

枕が合わない人の悩みは?

枕が合わない人の悩みは、1位が肩こり、2位が不眠、3位が頭痛だそうです。

寝起きが悪い、朝起きると肩が凝っている・・・こんな症状で悩む人のなかには、枕が合っていないことが原因の場合があります。

ある例で、10年間ほど起床時の首や肩、腰の痛みと片頭痛に悩まされてきたAさん、枕を替えてみたが一向に改善しないという。

Aさんの就寝中の様子を観察すると何度も枕に頭をのせ直したり、枕があるのに腕枕をしたり、頻繁に目を覚ましている。

そこで、整形外科医の診察を受けたところ、片頭痛と思われた症状は首の頭痛ともいえる「大後頭神経痛」で、就寝中、首がよい角度になっていないことが原因だったそうです。

頸椎の間には椎間板があり、骨のすき間からは神経が頭、肩、腕などに伸びています。

睡眠中の首の角度が良くないと筋肉が緊張して神経を圧迫し、大後頭神経痛や肩こり、腕のしびれの原因となるのです。

首の角度=15度が頸椎と椎間板に無理な力をかけない

合わない枕で、悩む患者を見てきた整形外科医師の研究では、快眠できる首の「いい角度」はおよそ15度。

この角度になるように枕を調整すれば、ほぼどんな体型の人でも就寝時に起きる肩こりや頭痛、腰痛といった症状を改善できることが多いといいます。

そこで、枕の高さで首の角度を変えたときの椎間板にかかる力をコンピューターで計算してみます。

その結果、枕が高かったり、低かったりして首の角度が15度からわずかに上下するだけでも、椎間板が押しつぶされたり、引き伸ばされたりして変形していることが分かったそうです。

レントゲンで撮ってみると、首の角度がおよそ15度のとき、頸椎はほぼまっすぐ、いい眠りを誘う首の「いい角度」とは、およそ15度なのです。

体の一か所だけを圧迫したり、体温で蒸れたりするのを防ぐ

理想の枕を知るため、寝返りと睡眠な関係も調べて見ました。

2人の女性に、それぞれが最も寝やすい理想的な寝姿そのままの形のベッドを作り、理想の姿で寝てもらいます。

形は決まっているので、寝返りは打ちにくいのすが、最も寝やすい姿で、一晩中寝ることができる理想のベッドと思われた。

ところが、このベッドを使った2人の感想は「背骨が重い」「肩がこってだるい」など、快適とはいえない結果だったのでした。

実は寝返りができなかったことが原因だったのです。

寝返りができないと何度も目が覚めていました。

同じ姿勢を続けていると、特定の場所が圧迫され続け、痛みが出たり、体温で蒸れたりします。

それを防ぐため、脳の指令で行われる体のコントロール機能の一つが寝返りで、快眠とは深い関係があります。

ラクラク寝返りを打てる、かための枕がおすすめ

快適に大切な寝返りを打ちやすいのは、どんな枕なのだろう?

一見、やわらかくてフカフカの枕の方が寝返りは打ちやすい。

枕がかたいと頭を回しやすいため、足や腰が回ると、抵抗を受けずに頭をすんなり回すことができる。

そのため、脳から指令がくると、すぐに寝返りがうてる。

一方、ふんわりやわらかい枕の場合、足や腰が寝返りを打つために回っても、頭は沈み込んでいるため、すぐに回しにくく、遅れて回転する。

その間、無理な体勢でいなければならず、体に負担をかけてしまうのです。

快眠を助けるいい寝返りをラクに打つには、かための枕がおすすめだそうです。

まとめ

快適な睡眠や健康のためには自分にあった枕が大事なんですね!

角度は15度になるようにするのが必要です。

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